ごあいさつ

  • 道南うみ街信用金庫 概要
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  • 合併について

ごあいさつ

皆さまには、平素から私ども道南うみ街信用金庫に対しまして格別のご高配を賜り心より厚くお礼申し上げます。
当金庫の経営内容や事業活動をより一層ご理解いただくために、ここにディスクロージャー誌を作成しました。
経営方針、業績、財務内容をはじめ業務のご案内や地域の皆さまとのふれあいなど、現状をわかりやすくご案内しておりますのでご高覧いただければ幸いに存じます。
当金庫は昨年6月の通常総代会で江差信用金庫と函館信用金庫との合併承認をいただき北海道財務局長の認可のもと、予定どおり1月23日に新生「道南うみ街信用金庫」としてスタートしました。スタートができましたのもひとえに永年お取引を頂いている多くのお客様のご理解とご支援のお蔭と衷心より感謝申し上げる次第であります。

さて、28年度国内情勢はアベノミクスの推進により緩やかな経済回復が見られました。しかし、人口減少・超高齢化など構造的問題を抱え勢いを欠き、景況感も依然と地域や企業規模による格差は解消されない状況でありました。金融市場は9月に日本銀行が物価上昇率2%の早期実現のため、更に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策を導入、また英国のEUからの脱退選択、米国新大統領就任等で日経平均株価は19千円台まで上昇しその後は年度末にかけもみ合うなど混乱する展開となりました。

道南地方においては、北海道新幹線開業により函館市を中心とする周辺の観光関連業においての活性化が見られ、一方ほかの地域は前年並みに止り地域による濃淡が明確化し、更に道南の基幹産業の一つの水産業は近年にない不漁で特にイカ加工業では原魚確保に苦慮したほかコスト高で厳しい操業が続き、また建設業においては人手不足や資材高騰で経営圧迫など、総じて地域と業種によって景況感で明暗が分かれました。構造的問題の一つの人口動向は依然と減少の一途を辿り、信用金庫の主要取引先である中小零細企業の多くは、慢性的な人手不足や生産コスト等の調整を強いられるなど厳しい経営を余儀なくされました。

この様な業況下、当金庫は資金運用収益確保を重点施策とし融資先の新規開拓や各種ローン推進を掲げたところですが、合併準備に多くの時間を費やし目標達成のための取組みが後手となりました。預金は一般法人や地方公共団体が堅調に推移し平均残高で17億円増加、貸出金は資金需要が低迷する中、約定弁済や他業態との顧客争奪戦等により24億円減少しました。当期純利益は両信用金庫の単純合算で1,039百万円、道南うみ街信用金庫で383百万円となりました(旧江差信用金庫の合併前日までと道南うみ街信用金庫の合併から3月末までの合計)。自己資本比率は前年度比4.37ポイント低下の18.52%となりました。更には、平成21年度の信金中央金庫からの資本支援28億円の全額償還を総代会で決議されたことから、償還後の自己資本比率は15%台になる見込みであります。国内で営業する金融機関の下限4%を充分上回っておりますので健全性に揺るぎありません。

当金庫は地域金融機関として三方よしの理念の下、お客様第一主義に立った業務の多様化・高度化等を進め金融サービス充実化による「うみしん相談ブランド」を確立して参ります。地域のホームドクターとして中小・零細企業をサポートし地域から必要とされ続ける金融機関を目指して参る所存でありますので、引き続き倍旧のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

平成29年7月
理事長 藤谷 直久

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